羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
200510<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>200512
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
最強伯母たち、久々。
ふー、ただいま。キャスバル兄の家から帰ってきました。
「7時も過ぎて、女の子が駅から一人歩きで帰るなんてとんでもない! タクシー使いなさい!」と、タクシー代をパパンからもらいました。が、我が家はタクシーでは行きづらい上に、そんなこと言ってたらどーこにも行けんよーん♪ ってんで、タクシー代はがめてちゃっかりへそくることにした私です。


気づけば母方の親戚一同がT-FALの電気ケトル一色に染まっていた女のサイトへようこそ。
2~3ヶ月前に悩んでやめたのに、電気ケトル! 欲しいやんか! これからパソと格闘しながらお茶を断続的に飲むシーズンなのよ!?



木曜からキャスバル兄の家に来ていた両親ですが、私は金曜から参加しました。なぜなら、もれなく掃除を手伝わされるから。
だから、うちが手伝って欲しいよ心から!! 最早足の踏み場の方が少なくなってるよどちくしょう。
金曜はまあこともなげに過ぎて。土曜はママンの方の最強伯母に会いに行くことになっていたようです。娘の都合は無視して…。
ママンは5人兄妹の下から2番目なので、上に姉が二人います。その一番上が、何とも言えず最強なオバハンなのです。悪い意味で言ってるんではなく、裏も表もない、すぱっと切れ味の良い剃刀のような伯母です。口は悪い(言葉は悪くない分だけ……まあいいか)が何だかんだと面倒見のよい伯母で、キャスバル兄は大変懐いておりました。私は「扱いにくい」と言われていたので、ちょっと疎遠です。
パパンが窮屈そうにしているのは、結局この伯母の家だけじゃなかろうかと思わせるほど、見事に強気の伯母です。その日も「来客駐車の紙、車に入れとかなあかんから、待ってるわ」と言うので1階でのほほんと待っていたら、伯母は自分の住居のある6階で待っておりました。伯母ちゃん、そーいうのは待ってるって言うんかい。そして開口一番怒られました。
「早よ来んかいな。えらい長いこと待ったわ」
伯母ちゃん、だからね…。そして家に着いたら2番目の伯母も待ってました。うーむ、ママンと私には嬉しいご対面だけど、パパンには二重苦ですな。さっさとソファにごろ寝に行ってしまいました。敵前逃亡だぞパパン。
伯母二人はちゃっかりキッチンの椅子に座り、4人掛けのはずなのに二人分物置になっているため、女姉妹の末っ子であるママンは台座に座り、私(姪)に至っては床に座っております。何て上下関係のきっちりした座り方だろうか。そして誰もそれを気にすることなく話が弾んでおります。


それでもって、伯母がお茶を入れるのに見つけたのが冒頭のT-FALでした。
「あー、ええなー」
と私が言ったら、2番目の伯母が誇らしげに
「家にもあるでー」
とのたまい、ママンまでもが
「あ、家にもあるわ」
と言い出した。何だ、どーいうこと? と思っていたら、2番目の伯父の法事のお悔やみ返しだったそうです。つまり2番目の伯母が全ては仕組んだことだと。だったら最初っからそー言ってくれ。姪が「いいなー、いいなー」と連発するのをブラックな満足感をもって眺めない伯母達(ママン含む)。そしていい歳して(一番上が76歳、2番目が69歳)「ええやろー」と意地の悪い返しをしない。


しばらく話していたら、話の矛先が私に向いてきました。パパンの方の親戚と違って、「さっさと嫁に行け」「ほら嫁に行け」「まだ行かないのか」「まだ行けないのか」などとは申しません。ただ、「最近全然顔出ししてへんやん」と。あんたらはカツアゲしてるヤクザか(涙)。一番上の伯母は生涯独身だし、2番目の伯母も伯父を亡くして息子達は遠くにいてで、淋しいのは分かりますがもーちょっと素直な物言いをしてくれ。
2番目の伯母は書店生活30年以上でしたので、私を見て言ったことは、
「丸善つぶれたなー」でした。
会社全体が潰れたわけでもなく、それ以前に潰れてる所とかあちこちあったんだけどね。……やっぱりシンボリズムとして大きかったんだな、あの店は。
「あんた、パソコンまた教えてえな」と、2番目の伯母がのたまいます。「あー、ええよ」と、適当にあしらっておいたら、とんでもない脅迫をされました。
「早よ来な、本ほって(捨てて)まうで」




ちょーっと待ったーーーー!!




上記の通り書店にいた2番目の伯母の書籍蓄積量といったらないのです。もう絶対手に入らないであろう文学全集(しかもコンプリート)とか、古本屋で見つかったら超ラッキーっていう文庫とか。
「‥‥‥‥‥分かった。近い内に必ずお邪魔します。そんで何を教えて欲しいのん。インターネットか?」
「いや、インターネットってわけやないねんけどな、調べたいことを検索かけたりとか、そういうのん」
それを世間一般ではインターネットと呼んでおります伯母よ‥‥‥‥‥。
「うーん、まあお邪魔してからその辺はやるわ。せやから本ほらんといてよ!?」
何て恐ろしい脅迫だ。更に一番上の伯母が、
「ほな、帰りに家に寄って行きいな」
‥‥‥‥‥‥‥私は阪急電車で真っ直ぐにお家に帰りたいのです。っていうか、何傍観者やってんですかママン。姉たちには発言権がないのですかママン。さすがこの伯母達に鍛えられただけあるよママン。そーいやまだ伯父もいたね(叔父もいる)。
なので普通の別れ文句は「またね」「元気でね」等で、実際ママンにはそういう言葉もかけられておりましたが、私は「本、ほらんといてや!?」「嫌やったら早よきいやー」でした。一番上の伯母も、大層な書籍量を誇っております。どこまで行っても本責めだな私ゃ。
そう言えば2番目の伯母が、未だに本屋に行くと知らず知らず手が書籍の乱れを直してしまうそうです。あーよかった。私一人の職業病かと思ってた。平積みをついつい直してしまったり、棚からはみ出してるのを綺麗にしてしまったり。やってしまうんですよ、ついね。本屋生活3年近くでこれだもんな。30年の伯母がやるのは当然か。


とりあえず、先の電気ケトルを買おうと心に決めておりますが、「嗚呼もったいない、もったいない」と、勿体ないの神様が私に囁きかけております。ああー、こんな時にーーー。
しかしまあ、どちらの伯母も裏表のないさっぱりした人たちなので(但し遠慮も気遣いもない)、楽しいと言えば楽しいか。この伯母達に小さい頃百人一首大会で手を抜いてもらえず、泣いていたら「悔しかったら、早よ覚えて出直しといで~♪」と言われたものでした。ちびでも対等に扱ってくれているのは嬉しいのですが、でもな‥‥‥‥‥。
近い内に、2番目の伯母の家までパソの先生をしに行こうと思っています。遠いなー。梅田から高速バスだぞ。
スポンサーサイト

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。