羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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in愛染倉。
タイトルは「あぜくら」と読みます。
そういう建物の名前なんです。サイトはこちら(リンク先、音が鳴るので注意です!)。
結婚式場などでよく使われるそうですが、今日は先生のフルートコンサートの日でした。


浮かれて早起きしてしまった女のサイトへようこそ。
写真等入るので、今日は長いですよ、お覚悟!


髪を気合いで夜会巻きにして(夜会巻きにするには、私の髪は長過ぎる)、気合いのアリスバーリーのピンクのツーピース、メイクはお上品系にして(いいところへお出かけするのですからね!)、アクセサリーはサファイア、かばんはこの間のレスポ。
…と、決まったところで、靴ががばがば。
サンダル期間に何があった、あたしの革靴。革が伸びたのか、私の足が縮んだのか。
仕方ないので駅まで引きずって歩き、河原町で速攻靴底を買いました。その足でお花屋さんに寄って、花束をしつらえてもらって、バス待ちです。
……が、来ない。4系統のバスなんですが、3と5と205をそれぞれ3台ずつは軽く見送った後で、やっと来ました。これで遅れたら、私は何に八つ当たりしていいのか分からない…。
未踏の地へ行くのに、時間に余裕を持たなかった私が悪いんですよ、はい。


上賀茂豊田町というバス停を降りて歩くこと数分(パンフには5分とありましたが、坂道のせいでそうは思えない…。チーターででも測ったのか)、閑静な住宅街の中に趣きのある建物があります。ここが今日の会場ですね。
入り口を入ると、ロビーはこんな。
ロビー。
ここでドリンクサービスがあったので、アイスコーヒーを頂きました。
大人しく飲んでいればいいものを、あちらをちらちら、こちらをちらちら。


私の隣にあったのは、こんな大時計でした。
壁時計。
斜めになってすみません。もう、「おーおーきなのっぽのふるどけいー、おじいーさんのーとけいー♪」って感じですね。


窓から見えるお庭はこんな。
お庭。
ズボラして望遠で撮ったので、アングルが悪いですね(反省)。コーヒー味わうか写真撮るかどっちかにしなさいと、自分で思いましたよ。


さて、ドリンクを飲み終わったら会場へ。
実は靴を脱いで上がっているので、実際のところどうなっているのか不思議でたまりませんでした。
入り口はこんな感じ。
会場入り口。
既にこんなに人がいたのに、奇跡的に私は最前列が取れました。
最前列って、ちょっとだけ目のやり場に困るんですけどね(苦笑)。演奏者をずーっと見ていていいのか、それとも適当にそらすべきか。そらすとして、どこへ。みたいな。


そんな最前列から見た会場です。
楽器たち。
演奏中は撮影しない主義なので(失礼に当たるような気がしますし、肖像権の問題もある。何より最前列でそんな浮かれたことやっちゃダメだろう…)、楽器と譜面台だけ。
向かって左側のグランドピアノはこの会場のものですが、真ん中にあるスピネット(家庭用の小型のチェンバロ(ハープシコード、クラブサン)です)は、先生のお宅から持って来たのだそうです。
スピネットにもびっくりなんですが、それが個人のお宅にあることの方がびっくりなような気も…。この写真からだと見えにくいのですが、黒鍵と白鍵の色が逆向きになっているのです。それって理由あるのかなあ。気になる~。
演奏中は、真ん中に先生、ピアノとスピネットを可愛い素敵な(本当に可愛い!!)お姉さんが、向かって右端に、いつものナイスガイなギターのお兄さんがいました。


はい、やっと演奏です。
この愛染倉はもともと酒蔵として使われていたものを移築して使っているそうで、大体300年くらい昔のものだそうです。
その頃音楽は、バロック真っ盛り。というわけで、第一部はバロック音楽を中心に始まります。
先生の衣装も群青色のドレスにクリーム色のオーガンジー(?)ボレロ、ピアノのお姉さんは黄色の可愛いドレス、ギターのお兄さんは…いつも真っ黒だな、そういえば(苦笑)。何かこだわりが?
F・クープランの『恋のうぐいす』
G・F・テレマンの『ソナタへ短調』
M・マレの『スペインのラ・フォリア』
C・W・グルックの『精霊の踊り』
J・S・バッハの『ソナタI』
私の中で印象深かったのは、テレマンとマレでした。どれも素敵でしたが、バッハはやっぱり隙がない感じがします。こう、NOアドリブ! NO楽譜いじり! みたいな。
同じ時期に生きていたバッハとテレマンですが、テレマンが生きているうちにもてはやされたのが、なんとなく分かる気がしました。華やかで、柔らかくて、どこか甘いようなイメージが浮かびます。当時の上流階級の人たちから、さぞや愛されただろうと見えるようです。
バッハは亡くなってから評価されたそうですね。人生って、ままならない…。
マレはギターの影響か、情熱的に聞こえました。タイトル聞いただけで、もうそんな気分になってるかも(笑)。


休憩の間に、上を見上げてぱちり。
天井。
漆喰とこの梁が、音を響かせてきれいに聞かせてくれてるんだな~と、実感します。
実は床は畳敷きにカーペットが敷いてあって、「木じゃないなら、音吸っちゃわないのかな。人も多いし」と思っていたのですが、とてもよく響く会場でした。
とはいえ、最前列で聞けたおいしさもあると思いますけどね(照笑)。


第二部は日本の歌から。それに合わせて、先生も着物をアレンジしたドレスにお色直しです。ピアノのお姉さんも、真っ赤なドレスに。ギターのお兄さんは…やっぱ真っ黒でした。ビミョーに違ってたりするのかな。パタリロ殿下の軍服みたいに?
『庭の千草』
『家路』(遠き山に日は落ちて)
『平城山』(ならやま、と読みます)
『この道』
『砂山』
『夕焼け小焼け』
と、一気に駆け抜けます。最初の『庭の千草』は先生のCDにも入っていて、ピッコロで演奏されます。CDを聞いたパパンが、「思ってる『庭の千草』とは何かが違う」とぼやいていましたが、それはアレンジが入ってるからだよ…。ちゃんと聞きなさいよ…。
私はこのアレンジが大好きなので、入っていて嬉しかったです。聞いてるとちょっとわくわくしてきます(うまく言えないなあ…物書き見習い失格!)。
『この道』は正しくは「『この道』を主題とする変奏曲」というもので、フルートのために編曲されたのだとか。とにかく「変奏曲」ってつくやつは、ややこしいものが多いのですが、これもご多分に漏れず。ただし、今聞いても全然古くない、むしろ斬新な気がした曲でした。
先生のMCが入ると、『フリュートとピアノの為のソナチネ』、『こきりこ節』と続きます。
『こきりこ節』では、なんと先生のお姉様ご登場。こきりこささらという民俗楽器を演奏してくださいました。
これ、木の板が108枚つながっていて、煩悩の多い人は上手に弾けないそうですよ。私ですか? こんなボンノー様大爆発で生きてる女には無理に決まってるじゃないですか。
いえ、真面目な話。マラカスをやる時に、上手に手首のスナップを効かさないとキレのいい音が出ないみたいに、難しい楽器だと思いました(小学校の器楽クラブでマラカスを仕込まれた女の証言)。
最後はギターもピアノもフルートもささらもみんな思い思いに弾けての、大盛り上がりでした。観客も手拍子を入れて、皆で楽しみます。


アンコールは沖縄音楽と『夕焼け小焼け』をみんなで歌っておしまいでした。
帰り道は誰も同じ方角の人がなく、一人だったのですが、ちょっと怖かったかな。
徒歩15分で北山の駅て、嘘やろーーーー!! と、マールブランシュの本店前(たぶん)で叫びそうになりましたが、歩いて駅まで行きましたよ(笑)。
上賀茂は神様の宿る土地。そうそう悪いことなどあるはずがない、あるはずがない、あるはずが……。そう信じて歩いた時間は長く感じました(泣)。
地下鉄で慣れたところまで来た時に、やっとほっとしました。それから「ああ、楽しかったな」と、しみじみしたのです。
さて、明日も早起きして通院ですね。この間のホルター心電図の結果を聞きに行かないと。
実は正直なところ、総合的な結果とか診断より、フルート吹いてた時間の脈拍が知りたいellisでした(笑)。だって、めっちゃ興味ある~~。
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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記

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