羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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遺言ください。
一昨日、「銀河英雄伝説ファンに100の質問」というのに答えてみました。
私の答えはBlack SheepTOPからどうぞ。
「銀英関連の本を、本編含め何冊持ってますか?」という質問で、改めて考えたら軽く60冊を越えていた自分がちょっと切ないです。
銀英だけで60冊…。しかも同人誌含まずだし(泣)。


ママンに「本で床が抜ける前に、何とかしなさい」と怒られる蔵書数を誇る女のサイトへようこそ。
だから鉄筋作りの新しい家選んだんじゃないかよー(住み着いているうちに新築ではもはやないけれど)。
そんな話はパパンが仕入れてくる前に、大学の教授達から嫌と言うほど聞かされていたよ。
防備に抜かりはないぜ。ただしクローゼットがちょい不安と言えば不安。


さて。今私の手元にゲーテの『ミニヨン』があります。はい、もともとは『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』にちらっと出てくるお話です。
ストーリーは複雑なので、ちょっと説明しにくいです。そんなわけで、こちらをどうぞ。
ゲーテの詩の中で、私の一番好きなものも入ってるので一石二鳥だ。
で、この『ミニヨン』、角川文庫なのですが、当然今は入手できません(泣)。
ではどうしたかというと、母方上から2番目の叔母にインターネットで調べものをしてあげてレクチャーしたカタにもらってきた(強奪してきた)ものです。
奥付は昭和28年初版、29年再版。値段70円。
29年ということは、叔母は18歳くらい。それを今まで持ってたことがすごいですね。しかも保存状態いいし。
一緒にパクッて来たものの中には、ジイドの『狭き門』とイプセンの『人形の家』があります。この叔母は書店勤め30年の、生粋の本屋なので、家には文学全集(当然、今では入手不可。しかも全巻揃い)だの古い文庫だのがあります。
こんな家に招かれて(叔父の法事だ)、目を輝かせて「叔母ちゃん、本の整理する時は呼んでや! あ、あと死んだらこれ全部頂戴!」と言った私が不謹慎なのか。それとも従兄の結婚式を録画したビデオの後に叔父の葬式の様子を収めた上の叔父が不謹慎なのか、いい勝負してると思います。
私の本好きは一族郎党の中でも頭一つ出るらしく、本好きな母方の親戚が死んだ時には、きっと雪崩のような本の山が我が家に押し寄せてくることでしょう。
父方は父と祖父以外本を読まないのですが、母方は見事に本の虫一族です。
ちなみに上述の本をくれと言った時、叔母は「そんなんでええの?」と首を傾げました。叔母ちゃん、これがええねんて!
別に古本の価値とかで物を言ってるのではなく、長いこと憧れて読めなかったものがこんな手近にあったことへの喜びです。


『ミニヨン』は、今新潮社から出ている『ゲーテ詩集』を見れば幾つか見られます。
この中でも、「君や知る、レモン花咲く国」で始まるのがどーいうわけか、お気に入り。
高橋健二さんの訳がとてもよくて、高校生の時に買った文庫が今では付箋だらけ…。
ブックダーツに替えてあげようと思います…。
我が家で銀英の次、いや同等かそれ以上に多いと思われるのが、詩集。お前は一体何をどうしたいんだというくらい、文庫やハードカバーがごちゃごちゃと…。
本屋に勤めていた頃、勤め始めて1ヶ月くらいの頃でしょうか。ご年輩のお客様に「新潮文庫の『アポリネール詩集』がない!」と、ご指摘を頂きました。私はその頃文庫担当ではなかったのですが、たまたま捕まったので接客してました。お客様には陳謝した後、直ぐに入荷させるよう伝えますと言ったのですが、その時に「あー、ほんとですね。他の詩集は揃ってるのに。売れちゃったかな」と呟いたのをばっちり聞かれました。作家別に並んでるから、どの辺にどの作家の詩集があるかなんて、よっぽど物好きでないと知る訳ない。「詩集を読むのか」と重ねて問われ、「大手拓次命です。北原白秋も好きです」と、これまた答えなくてもいい答えを。そうしたらお客様にフルネームを聞かれたので名刺を渡すと、2~3日後、詩集のどっさり入った紙袋を提げていらっしゃいました。「家にはもうたくさんあるから、詩の好きな人に読んで欲しい。もらってくれ」と。2回ぐらいありました。そんなわけで、予定外に詩集が増えました我が家。ありがたいお話です。
その時「若い子で(若かったんだ、その時は)詩を読むなんて、今時珍しい」というお言葉を頂戴しましたが、そうなんですかね? 金子みすずとかばかすか売れたけどな。相田みつをとか(丁度ブームだった)。
読んでる子は読んでると思うけれど。どないですかね。


しかし銀英と詩集が平然と同居してる我が家もどうなんだろな。
時々『世界の軍服』とかいう本も混じってたりするし(泣)。
とんでもなく偏った、うちの趣味の牙城‥‥‥‥。
とりあえず件の叔母には、遺言書でもしたためてもらおうと思います。ひでえ姪だな。
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