羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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夜桜。
白い煙だ、『海の妖精、こぞりて鐘をうち鳴らす。聞け、かの鐘の音を。ディンドン・ベル。』(@『真夏の夜の夢』)
ラツィンガー枢機卿が、新しいローマ法王様になりましたね。ベネディクト16世。
‥‥‥‥もっと日本でも放送してほしかったなー‥‥‥‥。万人が衛星放送見られたりできるわけじゃないんだからさ。
何はともあれ、おめでとうございます。


キャッチセールスの電話に、堂々と「無職一人暮らしです」と言って相手を黙らせる女のサイトへようこそ。
「奥様ですか?」「いいえ」「じゃあお母様いらっしゃる?」「一人暮らしです」「あー、あらあら…えっと、社会人よね?」「無職です」「あらまあ、ご、ごめんなさいね、ホホホ」
何も好きこのんで無職ではありませんが、これが一番黙るので。「自由業」とか言うと、また面倒そうだし。


それはそうと、熱だけでなくやばいことに気づきました。
1)微熱、は、まあ自覚バリバリだけど。
2)やる気ナッシング。
3)やたらと疲れやすい。
4)感情の起伏に乏しくなった。
5)人の目がまともに見られない。
6)表情に乏しくなった。
7)食欲はあるようなないような。食べる時はもう砂を噛むよう。
‥‥‥‥うつやん、これ。トレドミンは、一日最大量入ってるのですが揺り戻しですか。
トレドミンに変わって4ヶ月半ほど。あー、何かそろそろ来ると思ってたよ。
クラリスは、リンパ腺の腫れに効きました。感染症だったことは感染症だったみたいです。


で、今日の診察は精神科。
日記を読んで、主治医ひとこと。
「ほお、夜桜かー、ええなー。そんな暇なかったわー」
「からすさんとこ行ったらええやん」
「‥‥‥‥(無言でスルー)からすさんは退院したんか」
「うん、でも一生逆流性食道炎なんやって」
「ああ、可哀想に」
ここで主治医が「可哀想に」と言ったのは診察開始後3分くらいで5回以上。
「熱が下がらん」「可哀想に」
「だるくてしんどい」「可哀想に」
「原稿全然できへん」「可哀想に」
‥‥‥‥こんなだったのですが、まだ続きます。
「ほんで、創作の方はどうや?」
「せやから、全然やる気ない言うてるやん」
「ああ、可哀想に」
「はっ、そんな慰め文句で腹がふくれるか」
こんな患者を、看護婦さんはどんな思いで見ているのか。
「おためごかしに『可哀想』なんか言うていらんわ。それよりどないするか、一緒に考えてくれる方が建設的や」
「同情はいりませんか」
「そんなもんで、心慰められるか。今凍結中や」
先生は車のついた椅子をしゃーっと蹴って後ろに下がると、遠巻きに人の顔をじいいっと。
「ふーん」
「何やねん」
「いやー、夜桜な顔してるわ」
どないやねん。
「そんな文学的修辞はいらん。どないやっちゅうねん!」
やさぐれてると、言葉も悪いです。きっと呼吸器科の先生が聞いたら、卒倒もの。
「まあまあ。ほなGW入るし、薬3週間分な」
「ちょっと待たんかい」
「何や?」
「人がこれだけ訴えてるのに、何もなしかい」
「何や、どないしたらええねん?」
「GWやで、家族サービスやで? 年末年始のこと分かっとるやろう。せやのにあれより悪い状態の私を、みすみす放り込むか?」
「どっこも出かけへんかったらええやん」
「世の中先生みたいなGW過ごす人の方が少ないねん。生憎予定はぎっしりよ。ドラム缶のように転がっていられるのも、一日あるくらいやろう」
「そんなんあかんやろう。こんな夜桜みたいな顔してんのに」
「せやから、どないやねん、それ!? 何か、私は坂口安吾の小説みたいに下に埋もれとらなあかんのか?」
「いやいや、美しく光ってるが翳りのあるっちゅうこっちゃ」
「何、肌テカってる? 嘘?」
「そうとちゃうて」
「まあええわ。先生に『美しい』なんて言われても嬉しないし。先生、女性賛美せえへん人やろ?」
「よう分かったな、その通りや」
伊達に27年も女やってません。
「ほんで? どないして欲しいねん?」
「やる気がないと困る」
「トレドミン増やすか?」
「MAX出てるやんか」
「あとないやんかー。パキシルも飲んだやろ? あとは三環系か? 自分、もう大概飲んだやん」
「総なめしたんはSSRIやんか。デプロメールルボックスは、成分一緒やからな。三環系はアモキサンだけや」
「あれ、そうなんか」
「それにやな、SSRI効かへんかったのに、SSRI追加してもしゃーないやろ。SSRIがあかんのに、SNRIが効いているということはや、セロトニンよりはノルアドレナリンの方が足らんいうことやろ? ほんなら、ノルアドレナリンの強い方をいっちょ」
こんな薬の請求をする患者って、嫌だろうなあ‥‥‥‥。
しかし医者という生き物は、どうして論理の前にたやすくひれ伏すのだろう‥‥‥‥。
そんなわけで、ルジオミールが増えました。勿論初期用量の30mgです。
うちの主治医は、薬は減らしたがるけど出し渋る人で(珍しい医者だ)、理詰めで説得したとはいえ、処方したということは必要と認めたからでしょう。
ついでに三環系の抗うつ薬に付き物の副作用(口渇、低血圧、起立性低血圧、悪心など)を激しく嫌う彼は(飲んでるのか、もしや?)、何気に四環系を処方しました。院内採用がそれだけだった可能性も否定できませんが。


こんな経緯を、薬局で素直に語った所、薬剤師のお姉さんが目に見えて一歩引きました。
「そ、それは調べられたんですか?」
別にうつ病やって、薬出されてたら多少は分かるでしょう。薬理好きやし。
その後、お姉さん無言。嫌な患者と思ったか、素人の知識は危険と思ったか、分かりません。
薬代はかかりませんが、アイスノンを買ったので、その時だけ喜ばれました。
あかんわ、いつものノリのいいお兄さん達でないとあかんわ!
と、カウンターの下で拳を握りしめましたが、この場合私も黙っとけ。相手を見て話そうね。


今日の捨て科白。
「次は3週間後か。効いたか効かへんか分かって来る頃やな。あかんかったら文句言うわ」
「ああ、言うて頂戴。藪医者と罵って」
「ほな、ありがとうございましたー」
うちの主治医は、Mの皮をかぶった超Sだと思った私でした。だって、プライド高いんやもん…他にもいろいろと。
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