羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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香り道楽。
ルールブルー。
女性だけでなく、フレグランス好きな男性も見たことのあるボトルかもしれません。
そう、このボトルはゲランの「ミツコ」……ではなく、その7年前、1912年に作られた「ルールブルー」のものです。調香師はジャック・ゲラン。


もうこれで決まりかな…と感じる女のサイトへようこそ。
香り道楽も、いい加減この辺で打ち止めにしておかないと。


さて、冒頭の「ルールブルー」ですが、綴りは「L'HEURE BLEUE」。なんとなーくですが、より正確に言うなら「リュールブリュー」ではないかと思います…。いや、外国語のみならず日本語にも不自由しているellisの言うことなので、お気になさらないよう。
香水です。フレグランス全体を指す言葉ではなく、狭義の「香水」。とうとうここまで来ました。高校生の頃にジバンシィの「プチ・サンボン」でデビューして以来上り続けたフレグランスの階段も、「香水」という頂点へやって来ましたよ。最近はずっとオーデパルファンを使っていましたが、そのきっかけはアニック・グタールでしたね。「ローズアブソリュ」、とてもいい香りでした。ここでフレグランスは、一気に贅沢メーターが振り切れたような…(苦笑)。
「ルールブルー」、普段は東京の限られた店舗でしか買えないものなのですが、梅田(大阪)にキャンペーンで来ていたので取り置いてもらってました。
なんで「ミツコ」とボトルが一緒かというと、ちゃんと理由があるらしいです。
「ルールブルー」が作られたのは1912年。「ミツコ」が1919年。行く行く(1919)パリへ、ヴェルサイユ条約のあった年ですね(そうやって語呂合わせで覚えた・笑)。いえ、これも絡むんですよ?
「ミツコ」が作られた頃は第一次大戦直後で物資不足だったため、「ルールブルー」のボトルを流用したというのです。新しくデザインしても、ボトルが作れなかったのでしょうね。
うちではママンが「ミツコ」を使っていますが、娘もボトルはお揃いです(苦笑)。「ミツコ」のように、どこのカウンターでも買えると言う事なしなんですが。


実在の伯爵夫人をイメージしたとか、文学作品からヒントを得たとか、エピソードに事欠かない「ミツコ」に比べると、「ルールブルー」は至って平和です。ジャック・ゲランが、夕暮れ時の一瞬を閉じ込めたいと思って作られた香りだそうですよ。
名前も直訳すれば「青の時間」。なんとなく、アルフォンス・ミュシャあたりの世界っぽくありません? そんなことないかな。ちなみにellis、ミュシャは大好きです。
香りはベルガモット、アニスがトップノート(つけてすぐ感じられる香り)、ミドルノートがカーネーション、ネロリ(しばらくしたら感じられる香り)と来て、アイリス、バニラのラストノート(一番最後に感じる香り。香りの比重はトップ<ミドル<ラストとなるので、ラストノートは少しの香料でよく香ります)です。他にも香りがあったかもですが、私が知ってるのは今のところこれだけです、すみません。
どれもいい香りなんですが、個人的にはネロリが入ってるのが、おいしい。おいしすぎる。


アロマの勉強をして、どうしても欲しかったけど、どうしても買えなかった精油がローズ、ジャスミン、ネロリでした。アロマをちょっとでもご存知の方は、「ははあ」と、にやにやして頂けるかと思いますが(笑)、半端なく高いんです。1mlが1万円や2万円って世界です。
なんでそんなに高いのかというと、精油を取るためにあまりにたくさんの材料が必要なせいです。ジャスミンは確か、1滴の精油を得るには約200万個の花が必要なんじゃなかったっけか?
ネロリはビターオレンジ(ダイダイ。あの、お正月に飾るやつですよ・笑)の花から抽出されます。1キロの精油を得るためには1トンの花が必要だとか。どこか懐かしいような、穏やかでうっとりした幸せな気持ちにさせてくれる精油でもあります。効能としては、心には安定と鎮静、体には不眠症、抑うつ、更年期障害、月経困難症などに効き、美肌効果も持っている優れもの。ちなみにビターオレンジの枝葉からはプチグレンという精油が取れ、果皮からはオレンジ(ビター)の精油が取れます。
ゲランの「オー・インペリアル」もネロリだと、今日聞きました。これはオーデコロンですが、ナポレオン三世の妃ウージェニーに捧げられた香りだそうですよ。ムエットで嗅いでみましたが、爽やかで優しい、とてもいい香りでした。
アロマサロンに行く機会があったなら、是非ネロリを嗅いでみてください(使う使わないは別・苦笑)。そして使ったなら、幸せの海へれっつダイヴ☆


……なんて、精油学的なことを知っていたので、食いつき方が結構違いました。ネットで調べれば、各ノートが分かるので、そこから完璧な推理は出来ませんが、大体の(ホントに大枠での)想像がつきます(その香りを知ってれば、の話です。「ルールブルー」の場合は、たまたま知ってる香りが多かったので)。しかし確認のために量り売りでほんのちょっと取り寄せて、確信。よっしゃ、バッチ来ーい! となって、今日に至ります。
本当は自分の中で、何かが一区切り着いたらご褒美に、と考えていたのですが、キャンペに負けましたね…。
「ミツコ」と違って、大きいボトルしかなかったのがちょっと残念。手痛い出費でした。
向こう数年分はありそうなので、しばらく私のフレグランスは「ルールブルー」ということでお願いします(誰に?)。
香水の話をしながらアロマの話をするのも、なんか新鮮だなあ。今日のカテゴリ分けは迷ったのですが、香りはやっぱアロマライフかなあということで。
香り道楽、くびきを打つことが出来るでしょうか…。これだけ贅沢な香水をゲットしてるんだから、大丈夫だよな、な、私……。
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