羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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思い出しアロマセラピスト。
ああ、眠れない…。
どこまでがエビリファイの副作用で、どこからがレメロンを減らしてることにあるんだ?
しかし眠剤を増やしても、頭がぼーっとするだけな気がします。レメロンなくなったら、改めて考える。


そうそう、あたしアロマセラピストだったよ。と、思い出す女のサイトへようこそ。
実技(施術)はいまひとつでしたが、精油学などの知識は無駄にあふれています。


最近虫さされが多いです。季節ですね。
手持ちのステロイドを塗ってもいいけど、そこまでじゃない気がする…(むしろ、ステロイドにかぶれそうな予感)。
しばらくかいかいかいと思っていたのですが、ふと、




あ、ラベンダーの精油。




と、思い出しました。
机には常にユーカリグロビュラス(眠気覚ましと呼吸器用)とフランキンセンス(集中用)の精油がスタンバッているというのに、なんということ。
ブルガリア産の高級品だったからって、後生大事に冷蔵庫にしまいっぱなしだったわ。いけないいけない。


真正ラベンダー。学名はLavandula angustifolia/Lavandula officinalis(私の行っていた学校では、この2種は別名であると解説を受けましたが、別種であるという説もあります)。
ツイッターでもつぶやいてたんですが、ヨーロッパではラベンダーの精油というと救急箱に入っているらしいです(アメリカは知らない…)。それくらい、ヨーロッパの人たちには身近なものということですね。
数少ない原液のまま扱える精油であり、精神安定をもたらす他、不眠症に効き(眠りを深くするという臨床データが存在すると、精油学の先生から聞いています。論文名までは聞き損なったので、ここでは出せませんが…)、切り傷、火傷、虫さされによく効きます。防虫効果も高く、よくラベンダーのサシェが外国映画等で出て来るのは伊達じゃないのです(ただしヨーロッパでは蛾の予防として使っており、日本ではお洒落道具にしかなりません…。樟脳に勝るモノなしか?)。
つまり万能薬として、ヨーロッパでは扱われているわけですね。
日本人には好き嫌いの分かれる香りとよく言われますが、真正ラベンダーだと、そんなに嫌なことはないと思いますよ。お土産屋さんで売ってるサシェや、安い精油(学名等きちんと書いていない)は、別種のラベンダーが混じっているからです。たぶん、安価なラバンジン(真正ラベンダーとスパイクラベンダー(後述)の交配種)か、スパイクラベンダーの香りだと思います。
スパイクラベンダー(Lavandula latifolia/L.spica)は、真正ラベンダーの持つ精神安定作用を逆にしたような感じで、カンファーと1,8シネオールという成分を多く含みます。これらは覚醒作用が強い上、カンファーという成分は発熱、妊娠時などに注意が必要な成分です。真正ラベンダーがほっと安心できるのは、リナロールという成分を多く含むから。ラバンジンとスパイクラベンダーには、このリナロールがあまり含まれていませんので、鎮静作用がありません。
だからといって、ラバンジンとスパイクラベンダーが悪いというわけではなく、希釈して(原液では使えません)筋肉痛や肩凝り、風邪に用いたりします。上手に使えば、どちらも良い精油です。


お話が細かくなりましたね。さて、昨夜は虫さされにラベンダーの精油を塗り、コットンに精油を数滴垂らしたものを枕元に置いて寝ました。
サンダルウッドやカモミールローマンの精油を加えても、いいと思います。サンダルウッドはごく少量で。呼吸を深くしてくれます。
カモミールは精油を使わなくても、寝る前にハーブティーを飲むのでも十分です。ただしこちらはカモミールジャーマン(Matricaria chamomila/M.recutita)。精油にすると青くなります。これは精油にする過程でアズレンという成分が発生するせい。そして匂いも…。ローマンのリンゴのような香りとはちょっと違いますのでご注意。
カモミールローマン(Anthemis nobilis)と、精油の効き目としてはそんなに違いません。アトピー性皮膚炎に効くともいわれ、乾燥してかゆみのある肌や、赤ちゃんのおしめかぶれにも使える安全性の高い精油です(でも希釈しないとだめですよ!)。胃炎、吐き気、生理痛、頭痛にも効き、鎮静効果も高いです。どちらかといえば、消炎作用はジャーマンが、鎮静作用はローマンが強いと言われています。
カモミールティーは別名「グッドナイトティー」とも呼ばれ、寝る前に飲むと、深い眠りをもたらすとされています。独特の癖が気になる方は、ライムシロップなどを加えてみてください。驚くほど美味しくなりますよ。最近ではポンパドゥールのハーブティーなどが西Uでも手に入るようになりました。勿論「生活の木」などでも買えます。眠りが欲しくなくても、なんとなくイライラしている時などにどうぞ。


ハーブティーは手軽に楽しめるので、いろいろ試してみるのも面白いと思います。
前述の「生活の木」には、けっこうたくさんのハーブティーが揃っているので(ブレンドものも多いですが)、興味のある方は一度覗いてみてください。
私のお勧めは、断然ペパーミントとエキナケア(エキナセア)。
ペパーミントは胃痛、胃もたれ、吐き気に効き、エキナケアは免疫力を高めて風邪予防をしてくれます。ペパーミントが夏に、エキナケアが冬に欠かせないイメージです。
私の習った学校はイギリス式なので、精油を希釈したりハーブティーで楽しんだり、リップバームやスキンクリーム、石鹸を作ったりするだけですが(精油学の先生に掛かれば、制汗パウダーや化粧品まで思いのままです、すごい!)、フランス式は精油を飲みます。精油をしみ込ませるタブレットがあって、それに精油を垂らして薬のように飲むのだそうです。
ただし、日本では精油は雑貨扱い(ヨーロッパなどに行くと医薬品扱いを受けています)なので、口に入れるのはお勧めできませんね。体重や体質、または病状によって、垂らす精油の量も違ってくるでしょうし、そこまでの判断をするのはかなり専門的な知識が必要かと思われますので。


今回学名まできちっと書いた精油が多いのは、実際に買う時の参考にして頂きたいからです。
ラベンダーが好例ですが、「ラベンダー」と書いてあるだけの精油では、亜種の多いどのラベンダーなのか区別がつきません。精油を買う時は、きちんと学名表記してあるものを。
ここに書かなかった精油でも、すぐにネットで学名や詳しい効果は分かると思います。
また、精油はたくさんの花や葉、枝などを濃縮したものです。基本は希釈するものと、思ってください。
原液で使えるのは真正ラベンダーと、部分的にティートリー(Melaleuca alternifolia)ですが、肌の弱い人や敏感になっている人はキャリアオイル(グレープシードオイル、スイートアーモンドオイルやごま油、オリーブオイルなど)に希釈して使ってくださいね。希釈したものと開封した精油は、冷蔵庫で保存して、なるべく早く使い切ってください。
ええ、昨夜真正ラベンダーの精油を腕の内側に塗ったら、虫さされ以外のところが軽くかぶれました。たぶん今は、採血のエタノール綿も、拭いたあと通りにくっきりと真っ赤になると思います。
ちなみに例外的な使い方としては、サンダルウッド(Santalum album、偽物が多いので注意してください!)を柔軟剤に混ぜるというもの。これも精油学の先生が教えてくださったのですが、洗濯物がふわりとサンダルウッドのいい香りになるそうです。といっても、最近の柔軟剤は香料が強いからダメかな…。
前述のティートリーは、爪水虫などに原液で使えます。それ以外は、やっぱり希釈する方がよさそうです。にきびにも原液が使えるとありますが…。私、試したことないので(にきびはほとんど出ない)…。すみません。言質の取れないことはやっぱり言えません。


ぐだぐだと書きましたが、例えば安い精油でも、いい香りと思って、ディフューザー等で楽しむ分には何の問題もありません。効果は別ということです(苦笑)。
なので上手に使い分けができると、楽しいですね。
本格的な精油を楽しみたい方は、大きめのアロマサロンに行くのが手っ取り早いと思います。大抵そういうところは精油もハーブティーも売ってますし(ある程度信頼できるものが多いと思いますし。アロマセラピストが使ってる精油を売っている場合が多いです)、そこで一つ試しに買ってみるのもいいかも知れません。
私は久しくアロマサロンになど行っていませんが…。行ったらネロリ使いまくりたいなー。自分では買えない、お高い精油を贅沢に使いたいものです。
ちなみに、人によって「この香りだけは絶対ダメ!」というものや、体調によって受け付けないものもありますのでご注意。セラピストさんは、必ず精油の匂いを嗅がせてくれるので、そこで判断してください。ちょっとでも「?」と思ったら、やめておく方が吉です。私はイランイランの香りが生理的にダメです。めまいと吐き気を起こします。なので、香水でもイランイランが入ってると警戒してしまいます…。


おかげさまで、昨夜はいつもと同じ睡眠時間なのに、いつもよりぐっすり眠ったようです。すっきりと目覚めました。今日はカモミールティーをいこうかな。
虫さされも腫れが引いて、かゆみも止まっています。かぶれた痕は、もう何ともありません。
これからアロマライフを始める方や、興味のある方の楽しい読み物になれば幸いです。思い出しアロマセラピストのellisが、比較的真面目にお送りしました(笑)。
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