羊の糸紡ぎ
原稿三昧とフルートと病院漫才でたまに家族孝行。最近はNey Matogrossoへの愛の日々(笑)。
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素敵な主治医たち。
イケメンではないんだ……。
ただ、あれだけ患者をこなしていながら、私をあしらって遊ぶ人たちなだけなんだ……。


「私で息抜きをしていないだろうか?」と、訝しむ女のサイトへようこそ。
訝しむもなにも、そのままですので否定はしませんよ。


今日は患者さんが多かった。何故だかどこの椅子もぎゅうぎゅう詰めでした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥と、信じたい。
私の神経が過敏になっているのは認めますが、それだけで絶叫をあげそうになるとは考えがたいので。
せっかく予約時間に間に合ったのに、精神科に入ったのは1時間以上経ってからでした。不可抗力。
「どうですかー?」
「お金がなくなったんで、買い物できへんです」
「ええねえ! ええやないの! ええこっちゃ!」
「うーん、ちょっと食うのに困りつつあるくらいかな」
「米代くらい送ってもらいな」
「今、お米の気分ちゃうねん。この辺りはパンの耳を分けてくれる所がないんよね。ぬかったわ」
「何でー? 米でええやろ? 米安いんやから」
「ご飯炊いたらおかず欲しなるやんか!」
「醤油かけたらええねん! バターとか!」
学生生活が忍ばれます、主治医。
「……バターって、えらい豪華やな先生」
「あ? マーガリンやマーガリン」
「ほんまー?」
そんな生活を繰り返して働いた結果がああならば、私は絶対バターご飯はしませんよ。ええ、しませんとも。
「そういうたらやな、新しい辞書が出るん知ってるか?」
「新しいの? 広辞苑か?」
「阿呆! 広辞苑なんか☆$省に尻尾を振った、堕落した辞書や!」
「……何があったの」
コピー用紙を一枚出すと、「目地」と記入。ルビは「めぢ」です。
「これで出てこんのや!」
「『めじ』で出たっていうオチでしょ?」
「そうや! そんなもん、許されてたまるかいな」
「ほな先生、『地面』は?」
「『ぢめん』や。大体やな、これは何て読む?」
と、「綱」という字を(ギリギリ解読範囲で)書く主治医。
「『つな』」
「ほなこれは」
と、「横綱」と。
「『よこづな』」
「ほら、おかしいやんか。変な決め方した☆$省なんかクズやな、まったく! しかも岩波はそういう方針に従わへんのが流儀やったはずやのに……」
逆らえない一点というのはあると思いますですだよ。
「せやけど最初の『目地』、『めぢ』で出た辞書あったか?」
「ない。三つ調べたけど、皆あかんかった」
「下の方で括弧して『めぢ』って書いてあるくらいでしょ」
「その通りや。納得いかん!」
「……で、何でそんな熱い話を先生は私にするの?」
「貴女が文筆業を目指す人やから。間違った道には進んで欲しくないからね」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥主治医の言う通りに進むと、確実に間違う気がしてならない。
いや、旧仮名で旧字体で書くのは大正浪漫。だけどそれは、大正浪漫だからいいんだ。現代物だと却って邪魔な時があるのよーーー!!
「それでどう、創作は? もう今度の芥川?」
「作品発表してない人が、何で芥川ですか。何度も言うけど先生、私は直木の方が好きなのよ」
「じゃあ直木。次?」
人の話を聞け。
「先生、質問です」
「はい、何ですか」
「どこまでが『空想』で、どこからが『妄想』ですか?」
「…………そんなもん、貴女の方がよう知ってるやろう」
「どうなんかなーっと思って。定義とか」
「定義? 定義するなら辞書引きなさい」
そらその通り。
「根本から違いますか」
「違うねえ~。あ、薬、減らせる?」
今の話の転換方法も、どこか違いませんか主治医。
「セレネース様を減らしたいんやけど……」
「お、偉い!」
「もう一回だけ待って。それで大丈夫そうやったら、半分にして、しばらくしたら元通りなしにしていいです」
「いいねえ~~、偉いねえ~。うんうん、いいことです」
このドライアイの前に、薬は少しでも減らしたいのよロバート(誰)。
「ところで君、今日は何時の予約やった?」
「今日は間に合ったんよ! せやのに待たされたの! いつもは私が先生をお待たせしてるけど、今日は私が待ちました(鬼の首を取ったよう)!」
「それは知らんかった。ほな、同じ時間でええですね?」
「……努力はしてみます……」


それから更に2時間ほど待たされて、神経内科です。
「こんにちは~。先生、今日混んでたの?」
「うん? ああ、ちょっとね。どうしたん?」
「いや、精神科も混んでたから、全体的にせやったんかなって」
「あ~、それは巡り合わせが悪いな。曜日変える?」
「変えても一緒でしょ?」
「まあな。それでどう、どっか変わりある?」
「太股のここんとこがですね(外側)、時々ぴりぴりするんですよ」
「ああー、はいはい。せやけど君の体型でそれはなるんかいな…(ぶつぶつ)…そういうたらいつやったかフツーの女子高生が何か言うとったなー(ぶつぶつ)…」
ぶつくさ言いながら出してきた書籍にあったのは、外側大腿皮神経痛(がいそくだいたいひしんけいつう)。で、主治医が指さすところを見ると。
「……この症状は肥満においてよく見られる……」




肥満!




「え、一応BMIは『痩せ気味』の範疇に入るんですけど私。それでもあれ? 安産型は不可ですか? お尻重たいのは不可?(焦り焦り)」
「何でやねん。外側大腿皮神経言うてるやんか。お尻は関係ないやん」
そうでやんす。解剖生理学活かせ~。
「ほんまちょろっとした神経やからな、解剖図にも載っけてへんやつが多いんよ。それでもたまーに、いいのに巡り会える時があると」
「で、この図はええ方じゃなかったと」
「そうやねん(残念そう)。この辺りからこう走ってる神経で、お腹の肉とかな、体重で圧迫されてしびれたり痛んだりすることがあるんよ」
「ふーん。ためになります」
いろいろ話しているうちに、自宅で椅子に座っている時の私の姿勢が悪いという結論に落ち着きました。部屋での脚の組み方が異常に悪いと。誰も止める人がいないって……切ない。
「末梢神経が痛いということやから、晴れてメチコバール(ビタミンB12)が出せるわけやけど…。別にこれ飲んだからって、治るわけと違うで? 他、何かあった?」
「こーいう検査はここでしてもらえるもんなんですか?」
かねてからの懸案事項を尋ねてみると、返答はやっぱり「膠原病科へ行って来い」でした。
「でも、月一回ってサイトで見ましたよ」
「今週の金曜に、診察ありますよ~?」
後ろから、看護師さんの朗らかな声。なんですと!?
「飛び込みで行ってええもんなんですか?」
「いいですけど、患者さん多いですよ?」
「せやから午後からゆっくり行ったらええねんって」
受付は午前中にしないといけないだろうが(血涙)!!
ちなみにこっちの主治医にバターご飯の話をしてみたところ、
「美味しいで、バターご飯」という返事が返ってきました。皆生活が……(涙)。
「マーガリンは?」
「あー、それはいまいちやな~」
「やっぱり動物性油脂ですか。ほほう」
しかし米を食う気にはあんまりなれないellisです。バターかけるんなら、素直に炒めますから。
何か余計に米が嫌になったぞ?


午後2時に家を出て、帰ってきたら7時でした。
たかだか2科受診なのに半日仕事……(涙)。
明後日をどうしようか、現在迷い中です。



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